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2007年2月10日 (土)

『日本美術が笑う』展@ギロッポン!

今日、六本木に行ってお財布を開けたら1000円しかなかったので、初めて遊ぶ友達に4500円借りました。ばーかばーか!お財布には千円、銀行には小銭。我 悔やむ タンス貯金…。

そんなホウホウのテイinギロッポン、明確な目的がない限り足が向かない街。
本日は森美術館で開催中の『笑い展』を見にやってきたんだ。
ハ!チラシを見て今気付いたけれど、『日本美術が笑う』展と『笑い展』、新旧・笑いのダブル展同時開催という形をとっていたんだね!どうりで大容量だと思ったよ。『笑い展』でひとまとまりかと…。1500円という割増感あるお値段もそういうこと?

入口を入ると『日本美術が笑う』展。微笑ましくも、その穴となって開いた目や口の後ろに広がる暗い闇がなんともいえない土偶・埴輪を円形にディスプレイした空間からスタート。玄関に飾りたいような犬の埴輪あり。その後は絵画、絵巻物、屏風絵等に描かれた「意味深な笑み」(ex.甲斐庄楠音『横櫛』)「狂気の笑み」(ex.曾我蕭白『美人図』)、「素直な笑み」(ex.白隠『すたすた坊主図』!※画像参照)「なんか笑ってるように見えるよね、見えなくもない動物系」(ex.『白象図』)などを経、これまた円形に設置された笑う神仏の木像で閉じる。

千差万別バラエティに富んだ、描かれた「笑い」作品と、作品自体は笑ってはいないが見ると笑ってしまう作品があって、個人的に思わず笑みが漏れる作品には「カワイイ」要素が詰まっているものが多かったよ。あと、「隙」かなァ。絶対これ途中で面倒くさくなってテキトーに描いただろう、というような絵巻物があって、そのテキトー具合がゆるくてかわいい形を成していて、笑み、という。あと、クルテクをリアルに描いたらこうなるんだろうな…という絵巻物があって自ら笑いを生成しながら見ました。しかし、かわいいものをみると何故人は笑む(というかニヤニヤしてしまう)のか。円山応挙の『猛虎図』なんて、毛がフワッフワでその両前足を、こう、ギュウと拘束したくなるようなかわいさであって、それを言ったら隣りに居た友達に「でもその瞬間、確実に頭喰われてますよ」と切り捨てられたけれども、cawaii!顔面筋肉弛緩。

総じて、良かった。これは、観に行って損なし。「円形で始まり、円形で閉じる」ディスプレイをはじめ、白と黒の使い方、壁に開いた穴から、作品と並んで回遊する人間が見え隠れするデザイン、展示一区切りごとの間(黒い壁に囲まれた空間を抜ける)など、その展示設計の良さにも「さすが森美術館、最先端はすごいぜ」と唸っていたら、この展示、建築家の千葉学さんという人が手掛けている模様。やはり!
Sutasuta
【特にグッときたラインナップ】
・伊藤若冲『寒山拾得図』…さすが!の一言。無駄なきフォルムに宿る愛らしさ。
・甲斐庄楠音『横櫛』…楠音好きなので、会えて良かった。展示替えの『花札と女』も見に行きたい。
・池大雅『葛の葉図』…ほっこり。
・神坂雪佳『金魚玉図』…グラフィカル!デザインですな。
・白隠『すたすた坊主図』…すたすた。スタスタ。芸人と物乞いの狭間のすたすた坊主。お金持ちの代理で参拝に行くすたすた坊主。なんて楽しそうなんだ!左手に持ってるのは絶対お酒だと思う。

長くナッチャッタ!ので現代アートの『笑い展』江つづく…

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コメント

コレ、いーね!!行ってみたいわぁ。
スタスタ坊主。是非見てみたい。
特に右足、『スタスタ』って表現がぴったりの身のこなしだと思います。

投稿: ちぃ | 2007年3月 4日 (日) 15時57分

いいでしょ!!これいいよね。
ぜひ見に行ってオクレ。オススメです。
他にも和み系の作品が結構あったよ。

投稿: QQQQugatsu!(デスノート読破) | 2007年3月 5日 (月) 19時38分

デスノートもう読んだの!?早っ!!

投稿: ちぃ | 2007年3月 6日 (火) 12時50分

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