« わたし→50cm→やっつん。 | トップページ | うなじ »

2007年4月29日 (日)

ジェット雪駄ぁゆうこの巻

070502_020901

ひさしぶりにカタック娘・ゆうちゃんと会う。
インドで2年の舞踊(カタック)修行を納めての帰国。
いつのまにやら、すごいことになっていて、インドトップレベルの舞踏団のソリストとして踊ったりしていたらしい!しかしまさか、小学校のとき「みずほ組」という謎のロゴTシャツを着ていた女の子がそんなことになるとは…。ちなみに私は「AFRICA」という謎のロゴTシャツを着ていました…。私も人の親になるようなことがあったら、そのあかつきには、子供に決してオサレなTシャツは着せず、後で思い出して恥ずかしくなるようなロゴTシャツを着せたいと思います。


東京、目黒。天気は快晴。
春雨サラダすら辛いタイ料理をつまみながら、インドダイアリーのハイライトを聞く。
インドの山奥でストイックに踊り続けたゆうちゃんは、自分の心に忠実だ。心と身体が違和感なくひとつにまとまっている人の力強さって気持ちいい。言葉も生きている。話をきいていて、ああ、心から本当にそうなんだなあ、こう思ったからこう動くんだなあ、と深いあいづちが生まれる。
努力と、才能と、スタミナと、情熱、そして恵まれた環境がみなふさわしいバランスをとっている。環境だけが恵まれていてもだめだし、努力だけではどうにもならない。どれかひとつ欠けてしまったら、成り立たない。ゆうちゃんがその全ての核になっていて、全てを引っ張ってきている。呼んで、呼ばれて、呼ばれて、呼んで、みたいな。
彼女のように、絶妙なバランスで、自由を、世界を飛び回りながら嗜める人間はそう居ないわけで(上には上がどんどん居るわけだが)、ゆうちゃんには存分にその世界を遊んで、おもしろいみやげ話をじゃんじゃん聞かせてほしいと思う。


ランチの後、気になっていた「原マスミ大全集」@目黒区美術館へ。
んだらば、原マスミさん本人に遭遇!「『バナタイム』の顔の絵が好きです!あの、ソーダのとか…」と小学生のような告白をしつつ、『夢について』の文庫にイラスト付きのサインをもらう。ワッホイ。原サンは若かったです。中央線遊民の匂いがした。中野のカフェ「カルマ」のマスターを思い出す。
展覧会は、まさに大全集というにふさわしく、300点に及ぶ作品群にみなぎる静謐なエネルギーに圧倒された。10年以上前、フジの深夜番組のオープニングスポットとして流れていた『Midnight Restaurant』というアニメーション(夜の砂漠でテーブルに伏せて寝ている1人の女。やってきたライオンが月を食べてしまい真っ暗になる)の原画が原サンだと知る。トラウマになりそうな、夢みたいな感じが、夜更かしの高校生には何とも言えず魅力的でした。動く「眠れるジプシー女」だ。あと、お皿が良かったです。絵皿。手元に置きたくなるような、愛しいお皿でした。


おしゃべりはきりがなくて、うるさいカフェで、お茶のつもりがいつの間にか晩ご飯になっていたよ。
中目黒のホームで、看板広告を見ながら最近見た映画の話をしていたら、下り電車が滑りこんだので、しばしの別れを告げる。どうか、元気で、楽しくね。背筋が伸びるのが分かる。いつも、ゆうちゃんと会うのは時計のねじを巻くのに似ている、と思う。


ちなみに、目下の恋人は「バベル」でもおなじみガエル・ガルシア・ベルナル似のイタリア系ブラジル人だそうです。なにをー!!

|

« わたし→50cm→やっつん。 | トップページ | うなじ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« わたし→50cm→やっつん。 | トップページ | うなじ »